社名の「きの」に由来するものを調べてみました。
kinoはドイツ語で、映画館を意味する単語です。
ちなみに、ポーランド語では、film と kino の違いは
となるそうです。
あまり栽培はされていないようですが、インド原産のマメ科の高木をキノと呼びます。
高さは10メートルを越えて、葉っぱは5ぐらい。花は、黄色または白色で果実がなるとか。
さらに、樹液は、ユーカリの一種やマメ科と同様の樹液でタンニンを含んでいるので、「染色、革なめし、薬用」に使われています。
樹液は下痢止め、出血止めに使えるので、原住民が使っていたのかもしれませんね。
kinographyを略してkinoというみたいですね。
kinography動態撮影法、動態記録、動態像撮影という意味のようですが、謎です。
ちなみにスラングについて書いている方を見つけました。
元々は 4chanや reddit の映画オタクによって使われだした。
彼らによれば、kino とは、高尚で洗練された"貴族"のみが理解できる映画であり、タランティーノ作品やスーパーヒーローものをありがたがって楽しんでるような"庶民"には理解されないような映画とのこと。
彼ら映画オタクによれば、「映画」には序列があり、下から順に「Flick→Movie→Film→Cinema→Kino」の順になる。
kino には古くて難解で実際に本当に見たのか疑わしいような外国映画が選ばれる傾向にある。
プログレッシブ・ロックのような、マニアックな人たちが好む映画という感じでしょうか。
現在では映画だけにとどまらず、「超すごいもの」「超最高のもの」を意味するスラングとして形容詞・名詞的に使用されるようになった。例えば、food kino は「超絶品な食べ物」の意味になる。
「超クールだぜ!」っていう感じに使われているようです(笑
木下グループ傘下の映画製作・配給会社、株式会社キノフィルムズ(英: Kino Films Co., Ltd.)が運営している映画館です。
2018年10月にオープンして、コロナ禍で大変かと思いますが頑張って欲しいです。
とても新しく綺麗な映画館なので、お近くの方はぜひ
時雨沢恵一さんのライトノベルです。
短編小説が集まった形で、内容もシニカルだったり、どんでん返しがあったりとかなり面白いです。
kino - a masahiko sato filmlet -
キノは6つの短編から構成される映画集です。
もう販売されてないので中古で手に入れるしかなさそうですが、DVDは中古でも出回ってないですね。
NEC“バザールでござーる”、トヨタ“カローラII”など数々のヒットCMや『IQ』というゲームの製作など幅広い活動を続けるヒットの仕掛人・佐藤雅彦。そんな彼が、異国ルーマニアの地を舞台に初監督したオムニバス。全編、ほのぼのとしたタッチでユーモラスに描き、オフビートな笑いを誘う。“オセロ”“ホテル・ドミニクの謎”“反抗期”“おばあさんの天気予報”“ポイント”“大人の領域、子供の領域”の全6編。
kino 佐藤雅彦 短編映画集 「キノ」 [DVD]
佐藤雅彦 (出演, 監督) 形式: DVD
「キノの本」 ビデオ付きテキストブックというのもあってこちらも見たい・・・
たまにメルカリで見かけますが、プレミアム価格がついていました。
1999年1月に公開された佐藤雅彦氏の初監督映画「kino」のVHSビデオと、映画を元にその作り方の根本を語る「kino講座」や映画の全絵コンテが収録された本がセットになって、「キノの本」というビデオ付きテキストブックができました。「佐藤雅彦と考えることを考える本」として、個性的でクリエイティブな世界を探訪できる一冊です。本はA6判122ページ、VHSビデオは50分となっています。
あと、佐藤さんのページを見ると「キノ」の語感をわかってらっしゃいました。
スチール写真のスチール【still】とは、『動かない』という意味の言葉です。動かない写真に対して、映画は『動く写真』です。ギリシャ語で『動く』という言葉は【kinein】といい、そこから映画はkinema→cinemaと呼ばれるようになりました。『kino』というのも同じ語源で、ドイツ語やポーランド語では“映画館”や“映画”のことをいい、実際、東欧のどこの町でも、ひとつかふたつkinoと書かれた看板のある建物を見つけることができます。『映画』という名前の映画とはあまりにもあたり前すぎるかもしれませんが、『キノ』という語感のかわいらしさと、納得のいく語源のあり方に僕はすっかり参ってしまったのです。
引用:https://www.sonymusic.co.jp/MoreInfo/kino/kino.html#kino