スカッシュはロンドン発祥のスポーツで、2人または4人で行う競技です。
最近、スカッシュができるところも増えてきたので、調べてみました。
基本は、2人でやる競技ですが、お店の人が相手になってくれれば、ひとりでいっても練習できます。
運動量がテニスの2倍ぐらいあるので、終わったあとは、汗がびっしょりになりますよ。
初心者は、まずスカッシュの体験コースができるところを探して楽しんでみるのが良いと思います。
スカッシュは、テニスや卓球、バドミントンなどのラケットとボールを使った球技をやったことがあればすんなりと楽しめます。
スカッシュテニスとも言うので、テニスによく似ていますね。
筋力よりも、動体視力、体の柔軟性、反射神経が重要になってきるので、女性や子供にもおすすめのスポーツです。
スカッシュ専用のラケットは、テニスラケットよりも軽く、狭い空間で振るラケットなので重量も100から200gと軽めにできてます。
また、スカッシュのラケットは幅広く作られてるので、ボールを打ち返せず空振りすることも少ないのがいいですね。
ちなみに、スカッシュのラケットは、安い初心者の入門用が1万ぐらいで、高めのは2万ぐらいしますので、最初はレンタルで十分だと思います。
私がテニスを初めてやったとき、ラケットが重たいので肘や腕を痛めてしまいましたが、
スカッシュならとても軽いのでそういった心配もあまりないと思いますよ。
直径は4cmで、ボールを打っていると玉が温かくなって弾力性がでてくる仕組みになっています。
スカッシュのボールはゴムで弾みやすくなっていますが、テニスボールなどと比べるとドスンという重い感じです。
このあたり動画をみると一目瞭然です。
スカッシュのボールには、黄色い点がついていて、1つだと弾みやすく、2つだと弾みにくいです。
初心者は1つ星を使うと良いですよ。
スカッシュはゴムボールといっても、かなりの速さでボールが飛んでくるので危険性はあります。
特に、ボールが目に当たるのだけは避けたいので、目を守るアイガードはあったほうが良いです。
特にスカッシュ用のウェアは決まっていないので、動きやすい服装でやりましょう。
膝は、サポーターなどでガードして靴は丈夫なものがおすすめです。
スカッシュは、基本2人で対戦するスポーツです。(4人のダブルスもある)
試合は、5ゲームマッチの3ゲーム先取、または3ゲームマッチの2ゲーム先取で行います。
先に11点先取したほうが勝ち。
点数は、壁にボールを打って、1バウンド以内に打ち返して、ボールを打ち返せないで2バウンドさせたら負けというルール。
テニスや卓球とよく似ていて、相手が対面にいないのでボールの跳ね返りを考えながら打つ戦略的なスポーツです。
スカッシュコートは、横6.4m、奥行き9.75mとなっていてコート内は細かいラインで仕切られています。
画像引用:https://www.ssf.or.jp/
横6.4m、奥行き9.75mのコートで狭い空間で競うスポーツなのでラケットがぶつかる危険性が高いです。
そこで、試合中にラケットを触れないと判断した場合、試合を中断することができます。
- 「レット」→攻撃的なショットは無理でも、返球はできた場合。ノーゲームとして、サービスからやり直し。
- 「ストローク」→ウイニングショットが打てたという場合。アピールした選手にポイントが与えられます。
- 「ノーレット」→アピールを認めず、相手側にポイントが与えられます。
テニスや卓球と違ってスカッシュにしかないルールです。
最近、東京都内にはスカッシュのコートが増えています。
大きなスペースを必要としないので、大手のジムでも見ることがありますね。
squashの単語を調べると〔〜を〕押しつぶす、〔〜を〕ぺちゃんこにするという意味があるので、ゴムボールを打って押し込む、押しつぶすという感じですね。
日本の主な協会登録選手(PSA選手)は7名います。
PSA:プロスカッシュ協会
Professional Squash Association の略
机 龍之介選手(つくえりゅうのすけ)2018:全日本選手権5連覇
林 尚輝選手(はやし なおき):サウスポーで2018:アジア選手権 日本代表
小林 僚生選手(こばやし りょうせい)2018:アジア競技大会 日本代表
遠藤 共峻選手(えんどう ともたか)2018:アジア競技大会 日本代表
増田 成吾選手
渡邉 聡美(わたなべ さとみ) 2017、2018:全日本選手権2連覇
杉本 梨沙(すぎもと りさ) 2018 全日本選手権 準優勝
意外と知らない人は多いですが、10万人もいます。
日本での普及は、1971年に日本スカッシュラケット協会(現、日本スカッシュ協会)が設立された頃から始まり、現在、競技人口10万人、愛好者数は30万人を数えています。 スカッシュの魅力は、「3次元のビリヤード」と言われる変幻自在なボールの動き、それを打ち返すラリーの応酬。スピーディで、30分の運動量がテニス1時間分に相当するというハードさと、初心者でもラリーが続きやすい点が受け、愛好者を増やしました。インドア・スポーツですから、天候に左右されないのも魅力です。
スカッシュ - スポーツ辞典 - 笹川スポーツ財団