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令和5年行政書士試験の記述の部分点はどれぐらい?を予想してみた

先日、行政書士試験の合格発表がありました。

なんと一発合格してました・・・194点と思った以上の点数。

記述で時間が足りなくなり、絶対落ちたーと思っていたのですが、ふたを開けてみたら令和5年度は合格率も14%近くと高く、記述の採点もわりと甘かったようです。

目次

行政書士試験の記述は部分点をもらえるのか?

択一が148点や150点でも受かった人をツイッターで見かけたので、今回は記述の出来がかなり大きく影響したようですね。

年度によって、記述の採点も厳しくなったり甘くなったりするので、採点基準がまったくわかりませんが、来年からは一般知識も変わるので、その前の大盤振る舞いだったのかもしれません。

LECの記述採点は厳し目の採点だったので、予備校の記述採点はあまり当てにしないほうがよいかもしれません。

まあ、予備校が甘い採点にするとクレームが来るので仕方ないのかも・・・予備校の採点が悪かったからといってがっかりせず、試験結果がでるまで希望をもっておきましょう。

令和5年の行政書士記述の部分点予想

私の記述の点数は合計で30点でした。

記述は良くて10点ぐらいかなと思っていたので、まさかの30点は驚きです。

部分点のあり・なしも年度によって変わりそうですが、自分の答えを見る限り、今回は確実に部分点があります。

個人的な記述の部分点予想はこんな感じです。採点は減点方式という噂を聞きました。

行政法

まず行政法の差し止め訴訟の問題です。

問44(20点満点)

Y市=4点

差し止め訴訟を提起=6点

仮の差し止めを申し立てる=6点

その他減点ポイント=4点
※出席停止の懲罰が入っているか、
※提起と申立てが正しく書けているかなど

Y

私は誰に対しての部分を「裁判所に対してY市について

仮の差し止めを書かずに「差し止め訴訟を提起」だけしか書けませんでした。

Y市4点+差し止め訴訟6点の部分点10点は入ってる気がします。

予備校の厳しめの採点だとY市に対してがない時点で0点、差し止め2つかけてないと0点と聞きましたが、それとは真逆のかなり緩い採点だったと思います。

民法

続いて民法の物上代位の問題です。

問45(20点満点)

物上代位=8点

払い渡し前に差し押さえ=8点

その他減点ポイント=4点
※保険金の、保険金債権をなど

C

私は「物上代位を代償請求」と書いてしまったのですが「保険金、保険金債権」「払い渡し前に差し押さえ」はかけていたので、部分点10点が入っていたと思います。

こちらも予備校では「物上代位」が入ってないと0点と言っていましたが、自分の結果を見ると全くそんなことはありませんでした。

そして最後の民法の契約不適合(担保責任)の問題

正解は2通りありました。

問46(20点満点)

契約不適合(担保責任)=4点

報酬減額請求=4点

損害賠償請求=4点

契約の解除=4点

その他減点ポイント=4点
※代金減額請求や主張することができるなどの言い回し

ここは問題に追完請求は書かないと書いてあったのですが、私は「解除を書かずに追完請求」と書いてしまい、さらに「報酬減額請求を代金減額請求」にしてしまいました。

それでも部分点で契約不適合4点+損害賠償請求4点+代金減額請求2点=10点ぐらいとれたのかなと思います。

という感じで、すべて部分点で合計30点という感じです。

今回は択一の憲法と行政法が難しかった分、民法と記述がやさしかったので記述に救われました。

もう一度、行政書士試験受けたら合格する気が1ミリもしません。本当に運が良かった・・・。

他の方の記述の総評でこんな年もあったのでほんと運の要素が大きい。こちらに行政書士試験の記述対策もまとめてありますのでご参考ください。

こちらの笠原先生のブログも参考になりました。

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